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2008年7月29日 (火)

低タンパク食-腎炎治療に「食事制限」は必要か?

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ワタシは、毎日自分で低タンパク食を用意している(2008年7月29日現在)。

手を抜いたり、好きなものをお腹いっぱい食べたり、デパ地下でお惣菜を調達!(笑)することもたまにはあるけれど、基本的には、この6年間、自分で3食用意するようにしている。

材料は、量りやスプーンなどを使ってきっちり計量する。

腎炎治療食事制限の必要性があるかないかは、賛否両論分かれるところだけれど、ワタシ個人の経験から言わせていただければ「かなり高い効果が見込める」と思っている。特に、ふだんから「よく食べる人」にとってはwink

必要以上に大量のたんぱく質※1を摂取して、弱った腎臓に負担をかけないようにする、との考えもモチロンある。

が、自分の体質、知っていますか?にも書いたけれど、毎日の食事は、その人の「体質」を作る。

腎炎はアレルギー性の疾患なので、食事による「体質改善」への試みが必要不可欠だと思うからである。

※1)成長期を除けば、1日に必要なたんぱく質の量は「自分の体重1kgにつき、たんぱく質1.2g」位で十分なのではないかと思う。もちろん、肉体労働などの条件が重なればまた計算は違ってくるらしいのだけれど・

注)後日確認したところでは、厚生労働省の指針では「推奨量は1kgにつき0.93gだということがわかりました~2009.3.19追記

また、全体的にも食べる量が多いと、それだけ胃や腸といった消化器系に負担がかかるようになり、カラダが本来持つ「自然治癒力」を働きにくくさせてしまう。

少し話はそれるけれど、肉や肉加工品に多く含まれるアラキドン酸(必須脂肪酸)などは、最近その摂取量の多さが問題視されているらしいが、過剰に摂取すると、動脈硬化、高血圧、アレルギー性の疾患、自己免疫疾患などを誘発しやすくなるといわれている。

一方、魚に含まれるDHAやEPAは、アラキドン酸の作用を抑制し、アレルギー症状を予防・改善するといわれている。たんぱく質の「質」(笑)にも注意が必要なのだ。

(よろしければ、低たんぱく食-たんぱく質の質(アミノ酸バランス)を考えるをお読みください。)

さて、ここで話は6年前にさかのぼる(笑)。

ワタシは、退院間際になってなんどか栄養指導を受けた。担当してくれた管理栄養士の方はまだ若い方だったが、とてもバイタリティーにあふれた情熱的な(笑)方だった。

「こんさん、腎炎は、『食事で悪くさせない』ことができるんですよ!」

ワタシが、今でもこの病院にお世話になってよかったと思うことは、医療スタッフが全員「あきらめていなかった」こと。

腎炎 ⇒ 腎不全 ⇒ 透析(または腎移植)という図式は努力しだいで書き換えることができると、そこかしこで示してくれたことだ。(さすがにポスターまでは貼っていなかったけれど・笑)

その中でも、この栄養士さんは特にアツイ人だった。

透析一歩手前まで腎機能が低下した患者さんが、低タンパク食を守ることでもう何年も、透析をせずに腎機能を維持している!と、それはそれは、熱く語ってくださった。

そういえば、大分前になるけれど、いつだったか「ためしてガッテン」でも、同じような例をとりあげていたと記憶している。

「そうか~、食事療法なら、ワタシにもできるかもしれない」

なんどもご披露しているけれど(爆)ワタシは、並外れた食いしん坊だ。食べること大好き、当時は(食べる)量もハンパじゃなかった。

「基本的には、腹8分目を心がけましょうねhappy01

「・・・weep

「でも、腎臓の病気は、なんでも食べていいんですよ~happy01。塩分にさえ気をつければ、『食べてはいけないもの』というのは、存在しませんwink

少し光が見えてきたかも(笑)

「塩分のほかに気をつけるものは、『たんぱく質』と摂取カロリーです」

「こんさんは、1日総カロリーは1700kcalで、たんぱく質は自分の体重1kgにつき1g※2のたんぱく質がれますから、50g摂れますよ」

※2)ワタシの場合は腎機能が低下していないので、体重1kgにつきたんぱく質1g だけれど、腎機能の低下が見られる場合は、医師や栄養士と相談が必要です。(2002年の指導です)

当時、板書してくださった内容によると、

「主食(ご飯やパン、麺類)と副菜(野菜やイモ類、果物、海藻類など)で20gを摂る」

「残りの30gは、主菜(メインディッシュ:肉・魚・卵・大豆・乳製品・納豆)で摂ること」

3食食べるから、1食が10gという計算になる。

当時ワタシは、たんぱく質とは「肉・魚・卵・乳製品」にのみ含まれるものだと思っていた。

ところが栄養士さん曰く、これらはたんぱく質の含有量が多い、いわゆる「高たんぱく」食材であって、野菜や穀物にも結構な量がふくまれているとのこと。

特に白いご飯などは、1膳を150gとするとたんぱく質は3.9gにもなるそうだ。

「もし普通にご飯を3食食べてしまうと、3.9x3=11.7g となってしまって、残りは(50g-11.7g=)38.3gしか残りません」

「お肉やお魚などには、必須アミノ酸(毎日必ず摂取しなければならないたんぱく質)がたくさん含まれていますから、これらを十分に摂るために、主食は『低タンパク食品』を利用するとよいでしょう」

低タンパク食品とは、食品を加工してたんぱく質を極力押さえたものだ。

メーカーにもよるけれど、例えばキッセイ薬品さんの「ゆめごはん」などは、1食分が0.2gである。(ワタシは0.9gのものを利用している。1日のたんぱく質摂取量に余裕があるなら、こちらの方が若干お徳な料金設定になっている)

ここまで、ふむふむと聞いてはみたものの、ふと不安が頭をよぎった。

「毎日3食材料を計って作るなんて、ワタシにそんなことできるのかしらん?shock

ワタシは、よほど気を張っていない限り思ったことが顔に出るほうだ。(お見せできないのが残念だけれど・・・爆)

「だいじょうぶ、適当でいいんですからbleah

またしても、大分長くなってしまいましたcoldsweats02。退院後、ワタシがどんな風に「適当」と格闘したか(爆)については、低たんぱく食-まずは「計量」から!をお読みくださいマセhappy02。ではまた。

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