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2008年10月 4日 (土)

食事制限は「制限」ではナイ!-栄養士さんに再会して

IgA腎症関連子宮筋腫関連低たんぱく食関連低たんぱく食レシピ関連

先日めまいで入院した時、病室にとてもなつかしい方が逢いに来てくださった。

6年前にIgA腎症で同病院に入院した際、3ヶ月間ワタシの食事をコーディネートしてくださった管理栄養士のYさんである。

「こんさん、こんさんでしょう?大丈夫ですかー?」

え?ダレだ~~あのキレイなヒトはcoldsweats02?名札を見てようやく気がつく。

「あ~、Yさん!!」

「アノこんさんかなー?そうそうある名前じゃないしな~って思ってね。昨日も来てみたんだけど、ものすご~くぐあい悪そうだったからそのまま帰ったのよ~。今回は腎内じゃないのね?」

昨日はとても起き上がれる状態じゃなくて袋を片手にゲエゲエしてたからなぁ・・・sad

現在Yさんは、腎臓内科病棟チームの栄養士をするかたわら、内科病棟の食事も担当されているとのコト。

注)Yさんとの出会いについては低タンパク食-腎炎治療に「食事制限」は必要か?に書きました。よろしければそちらもお読みくださいマセ。

Yさんなら安心だわ~smile

病院の食事って、普通食はごはん大盛りだしたんぱく質は多いし、いっぱい残すの申し訳ないな~って思ってたんだわぁ~。

実際に出していただいた食事はかなり少なめだった。ワタシがいつも食べてるのと同じぐらい。ただし、ごはんが普通のごはんだったのでたんぱく質は60gぐらいとのこと。そうそう、これが「ふつう」よね~。

「その後、腎炎のほうはどうですか?」

「おかげさまでタンパクも血尿も陰性で、あれからずっと寛解状態デス。Yさんのご指導どおり、食事は今も計量して作ってるんですよ~delicious

「S先生(ワタシの主治医)も、食事はそんなに気にしなくていいとおっしゃったので、一度もとの食生活に戻したんですが、またタンパクが出てきちゃったので・・・。おかげ様で今のところ順調デス」

Yさんの顔が心なしか曇った気がした。

ん?

食事制限ってむずかしいわね~despair

Yさんがおっしゃるには、入院中はまだしも、退院後の患者の食事を管理することはほとんど不可能に近いというのだ。どんなに制限食の効能を説いても、家にいるとどうしても好きなものを好きなだけ食べる食生活にもどってしまうと。

「患者さんはね、食事ノートを提出して『コレしか食べてません!』っていうんだけど、BUN(尿素窒素)の値がね~、違うって教えてくれるのよね~sad

腎臓病(CKD)は自覚症状がないだけに、「このくらいなら平気よね~」とどうしても自分に甘~くなってしまいがちだ。

「大丈夫よ~。だって、お医者様も『食事制限は必要ない』っておっしゃってたし」

コレ!実はコレが一番の問題らしいのだ。医師が「食事制限の必要性」を高く評価して患者を説得しなければ、患者はその「ひと言」に甘えてしまう。

「ふつうに食べてイイっておっしゃったわ~」

人間だれしもラクな方がイイに決まっているからだ(笑)。医師達は知らない。ワタシ達が「ふつう」どれぐらい食べているのか!を(爆)~よろしければ低タンパク食の勧め~あなたの「ふつう」はどれくらい?をお読みくださいマセbleahもしアナタが普段食べている食事内容を正直に申告(笑)したら、こういわれちゃうかも・・・

食事制限が必要デス!」

そして今後、食事制限はCKD治療のガイドラインからはずされてしまうかもしれないのだ、とYさんが残念そうにおっしゃった。データが少なすぎて、効果を立証するのが難しいのだそうだ。

「S先生はね、認めてくださっているほうだからまだイイんだけど・・・」

「それはダメですよっpout食事制限は『ゼッタイ』必要デスっ!!」

Yさんはこうもおっしゃった-

制限食は、決して『制限』じゃないのよね~。『患者さんの腎臓の状態にみあった適正な量を食べてください』ってことなんだけど」

お仕事中のYさんを引き止めて30分ぐらいは盛り上がっただろうか。

「たとえヒトリでもそういってくださる方がいると励みになるわ」

Yさんはそう言って仕事にもどっていかれた。

6年前、ワタシはYさんに出会えて本当によかったと感謝している。他の慢性腎炎患者の方も、当然みなこのようなアツイ栄養指導を受けているのだと思っていた。

でも、残念なコトにそうではないのだと知った時、自分にできることはなんだろうと考えた――どんなにウルサク思われようとも、「食事制限の必要性」を声を大にして叫ばなくちゃいけないっ!

「食いしん坊の慢性腎炎の皆さん、低タンパク食は『ゼッタイ』腎臓にイイんですよ~~っ!」

「『IgA腎症に食事療法は必要ない』って思っている方、お肉バクバク食べてませんか~?お肉を食べ過ぎると、炎症の起きやすいカラダになっちゃいますよ~~」

一昨日、キッセイ薬品さんから「ゆめ通信」が届いた。特集には「CKD対策における食事療法の重要性」。

ホッとする。ホラね、ちゃ~んとわかっている人もいるのよ~。

ほかには「勉強会参加レポート」が紹介されていた。宮城県の永仁会(えいじんかい)病院は、低たんぱく食事療法に力を入れていることで有名な病院で、毎月1回勉強会(調理実習をふくむ)を開いてらっしゃるとのこと。

他の都道府県でも同様に勉強会や調理講習会が開かれており、キッセイ薬品工業ヘルスケア事業部 さんのHPで場所や日時などが公開されている。原則として他の病院で治療中の方でも受け入れてくださるそうだ(事前に連絡要)。

興味のある方はお近くの講習に参加してみるのもイイと思う。

~後日書いた低たんぱく食をやってよかった!)^o^(にも食事療法の大切さを書かせていただきました。よろしければお目を通してくださいマセ~

「食欲の秋」を迎えて、つい「あと1口」と食が進んでしまいそうな自分に喝を入れるためにも(爆)、ガンバって書いてみましたbleah。どうぞよい休日を!

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4)IgA腎症・慢性腎臓病(CKD)」カテゴリの記事

コメント

私が受けていた食事療法も「残念ながら~」のクチでした。
私の受け方にも問題があったのかもしれないけど(栄養士さんを質問攻めにしてみるとかすればよかったかと今でも反省してます)、栄養指導は、退屈で仕方なかったです。
Yさんのような熱血栄養士さんのアツイ栄養指導、受けてみたかったです。


投稿: 三憂 | 2008年10月 4日 (土) 14時51分

みゆうさん、こんにちは~。

それはそれは残念でした~。
ワタシも、同じ病院でも他の栄養士さんだったら
こうはいかなかったかも~と思うことがありマス。

ほぼ同年代(Yさんのほうが若いケド・笑)で、
「ワタシが治してあげるわっ!」と、
瞳の奥でめらめら炎が燃えていた(笑)Yさんだったから、
こんな生意気なワタシを納得させられたのかもって。
退院してからもなんどか手紙をやり取りさせていただいてました。

あとは、Yさんから他の患者さんの症例を聞いたこと、
また退院してから、たまたまTVや雑誌などで、
「食事療法で透析を免れた」人の話を見聞きしたことも
大きかったですね~。

「お医者さんじゃなくて、自分が治すんだ」
ってとこも気に入りました。この性格デスので・・・(爆)。

みゆうさんはワタシのような大食漢ではないのでしょう?(笑)
ワタシは、今思い出しても、あきれるほどの大食いだったので、
今がようやく「ふつう」になったんだなぁって思いマスが・・・(^^ゞ。

最近食べ物が美味しくて、ついつい多めに計量しそうで・・・。
Yさんの顔を思い浮かべて、8分目でガマンしているこんでした。
ではまた。(^.^)/~~~

投稿: 三憂さんへ | 2008年10月 4日 (土) 15時58分

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