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2008年11月10日 (月)

やっぱり食べたい(笑)!腎臓に良い食材

IgA腎症関連子宮筋腫関連低たんぱく食関連低たんぱく食レシピ関連

週末、とても面白い本に出会った--「なぜ『粗食』が体にいいのか」(帯津良一、幕内秀夫著)。

「またまたお得意の民間療法ね~」と思われるとイケないので(笑)先に著者の経歴をご紹介しておく:

★帯津良一医学博士:

東京大学医学部卒業。東大病院、都立駒込病院などを経て、82年より帯津三敬病院院長。2001年より同名誉院長。

★幕内秀夫管理栄養士:

東京農業大学栄養学科卒業。フーズ&ヘルス研究所主宰。現在はおふたりともホリスティック医学(病気そのものだけでなく患者のカラダ全体を考える)協会のメンバーでその普及に努めていらっしゃる。

この本によれば、「世の中の常識、豊かな食生活」――ここが間違っていた!のだそう (笑)。

たとえばこんな風に:

「生野菜にはビタミンCが多いから野菜は生で食べなくちゃっ!」と思った女性が、一方で「βカロテンは油で調理した方が吸収率がUPする」と言われ、どうやって食べてイイのか分からなくなり、しまいには野菜が食べられなくなってしまった・・・!(爆)

「味噌汁は高血圧によくないけど、たくさん飲むと胃がんにならない」-いったいどっちを選べばイイの?(;_;)

「レバーは貧血に聞くというが、それなら直接『血』を飲めば貧血は良くなるだろうし、カルシウムが骨を作るならセメントをなめればイイ」。

読みながら、思わずニヤニヤしてしまった<`~´>。

ワタシも同じようなことを考えたことがあったし、実際に言われたこともあったからだ。

「何?貧血??釘でもなめとけっ!」(笑)

「カラダにイイこと始めよう」なんて言っちゃったしなぁ~(笑)、自分の感想だけじゃなくて少しは「ノウハウねた」も書かなくちゃね~~。

なんてことを思いながら、効く・効かないは、やっぱり人それぞれよね~~と心のどこかではどうしてもそう思ってしまう皮肉屋のワタシ。

自分がこんなにしょっちゅう病気にならなかったら、以前のように「風邪?そんなの病気のうちに入んないわよっ!」な~んて言っていたワタシだったら、高ビー(笑)になって笑い飛ばしていただろう。

「極端よね~まったく~。ビタミンCもβカロテンもバランスよく食べるようにすればいいじゃないね~」

イヤ、これはちとカッコつけすぎ。(^^ゞ

「そ~んなの、ナニ食べたって一緒よ~。食べたいものを食べてればそれがカラダにイイはずよ~」(ゼッタイこっちだ・笑)

何の根拠もないくせに(爆)、妙に自信だけはタップリだったから・・・ま、今でもその点はあんまり変わっていないんだけど・・・(^^ゞ。

誤解のないように断っておくが、この本はあくまでデフォルメして言っているだけで「思い込みは危険ですよ~」と諭してくれているだけだ。

決して栄養学を全否定しているわけではナイ。生半可な知識で右往左往することのバカバカしさを教えてくれているのだ。

バナナで痩せるって言えばバナナを、納豆がカラダにイイって言えば納豆を買い占めてしまう今の風潮に問いかけているのだ-「どこか間違っていませんか?」

でもね~。こうやってあっちもこっちも次々に具合が悪くなってしまうと(笑)ヤッパリ信じたくなっちゃうものなのよ。

ビタミンCは免疫力をUPするし、カルシウムは丈夫な骨を作るって!(^O^)/

モチロン、免疫力をあげたいからといって朝から晩までみかんを食べていたら、逆にカラダを壊すだろうし、セメント食べたらお腹こわすことぐらいは分かっているんだけど・・・(食べる以前に歯が立たない・爆)。

それにこの本では痛いトコついてた~

「得てしてこういう栄養至上主義の人はそれまでの食生活(暴飲暴食)を変えず、その上でカラダにイイと言われる栄養素を過剰摂取しがちだ」!

その辺のところをよくよく肝に銘じて<(`^´)>っと!(笑)

ワタシがIgA腎症のステロイドパルスを終えて退院したばかりの頃、やっぱり腎臓に良いものを食べたくて、いろんな本を読みあさったことがある。

この機会に少しご披露(?笑)しておきたいと思う。

●「腎臓に良いものは黒いもの」漢方ではこう言う。

臓器にはそれぞれ色が当てはめられていて、肝臓は青、心臓は赤、肺は白、そして腎臓は黒なのだ。

「ひじきだっ!」(^O^)/

そのころ、まさにこの本にも書かれていたとおり「思いっきりテレビ」の信奉者だったワタシ(病院では必ずみんな!観てたものなの・笑)。

その頃放映していた「ひじきにはアンチエイジングに効果的なアディポネクチンが多く含まれている」を思い出し、もう毎日のように献立にひじきを取り入れた。

カリウムなんて関係ないっ!だってワタシはカリウム制限出てないしぃ~、たんぱく質だけ量ればイイわね。

腎臓にも老化にも良いなんて、こ~んなにイイ食材はないわっ!(^0_0^)

ひじきは乾物で水で戻さなくちゃイケないけど、水で戻すとミネラルが溶け出しちゃうわね。以前、ひじきは戻した水ごと煮るのがイイって先輩が言ってたっけ。よぉ~っし!<(`^´)>

乾燥ひじきを10gずつ、毎晩のように食べた

。案の定、尿試験紙の色は、1週間後には端がうっすらと、1ヵ月後には(続けたんかい・爆)すっかり全部が薄緑色に変わるようになってしまった(;_;)。

いくら制限されてなくてもヤッパリダメなのよ、食べすぎは・・・(-_-;)

さすがのワタシもあきらざるをえなかった(爆)。

今では1回に5g、食べるのは週に3~4度(完全にあきらめた訳じゃないのデス・笑)。

あいもかわらず戻した水は捨てずに使い、食べ始めてもう1年以上経つけれど、このぐらいなら特に問題はないみたい。若返ったかどうかの感想はまた日を改めて・笑。

●他にお勧めの黒いもの

無精製食品、黒ゴマ、黒豆、小豆、ハス、ヤマイモ、サトイモ、ごぼう、ワカメ、もずく、トロロ昆布などの海草類。(ヤマイモやハスは白いけど、空気に触れると黒くなるでしょ?)

●ネバネバしたもの

ネバネバはムチンという栄養素。胃腸に優しく細胞の活性化を促す。腎臓の機能を高める働きアリ。オクラ、納豆、ヤマイモ、なめこなど

●海産物

漢方では腎臓は塩(鹹)味に深く関わっているという。

腎臓を悪くしたら塩分を控えるようにというが、よほど腎機能が落ちているのでない限り、ほどよい塩分摂取(ただし「自然塩」)の摂取は腎臓に良いという考え方。

「万物はすべて海から生まれた」!

●相似形の論理

レバー、そらまめ漢方では「悪いところ」と同じ形(または位置)のものを食べるとその病に効くといわれている。

腎臓が悪いなら他の動物の腎臓(レバー)や、その形状からそらまめ(笑)。ちなみに腎臓のこともその形状から「まめ」と呼ぶことがあるそうだ。

形が同じだから効くなんて、幕内さんには笑われちゃうかしらん?

でもね~、中国5000年の歴史はヤッパリ侮れなくってよっ!(^^)v。

腎炎がんなどの病気だけでなく、食生活や生活習慣の乱れから腎臓を傷めてしまった、いわゆる隠れ腎臓病 CKD(慢性腎臓病)患者は近年急増しているとのこと。

腎臓は病気になっても自覚症状が少ないのに、「病気の自覚が全くない」人は、知らず知らずのうちに腎臓を酷使してしまい、腎機能がかなり深刻な状態まで低下してしまいがちなのだとか。

低たんぱく食を守り、腎臓に良い食べ物を自分のカラダに合うようにほどよく食べて(笑)、多少傷んだ腎臓でも大事に大事に使っていくことが肝要なのだ(笑)。

最後に――この本を読んで、以前から抱いていた疑問がもう1つ解けた。「

どうして病院では糖尿病以外の患者に『栄養指導』をやりたがらない(勧めない)のだろうか?ゼッタイ効果はあるハズなのに・・・」

それは、決して効果を認めていないからではなく、栄養指導の点数が1人あたり1000円相当にしかならないからだそうだ。

よほどの大病院で1度に100人ほど集めて講習をするのでないと採算が取れないのだそうだ。

な~るほどね~、何度もやりたがらないわけだ~。<`ヘ´>

そしてまた「タンパク質信仰は捨てなさい」とも書いてあった。

高たんぱく=栄養がある=カラダにイイ、は幻想!<`~´>

う~ん、ますます「食事は大切なのよ~~」の思いを強くしてしまったこんなのでした~(^0_0^)。

後日、腎臓にイイこと(^0_0^) も書きましたので興味のある方はそちらも是非ご覧くださいマセ。

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4)IgA腎症・慢性腎臓病(CKD)」カテゴリの記事

コメント

おはようございます、こんさん。
マロンです。

今日もこんさんの記事を読んで、頷いちゃいました。

そうなんですよね~、体に良いとか美容に良いとか聞いちゃうと沢山食べるように気を配っちゃって、結果栄養過多になるんですよね~。
物凄く思い当たる節あり過ぎて、パソの前で「そうなのよね~・・」と独り言(笑)
なにごとも程ほどが一番良いのですね~。

>栄養指導
私も実は前々から不思議だったんです、コレ。
本屋さんに行けば様々な病気向けの食事の本が出版されているのに、病院ではなぜ糖尿病向けの教室しかないのかって。
ナルホドこんな裏事情があったとは(笑)

でも食事って本当に大事ですよね。
治療も勿論大事だけど、予防&再発防止の観点からも、もっともっと食事というか栄養にも目を向けて、口から入る健康を考えても良いんじゃないかと思いました。

では

投稿: マロン | 2008年11月10日 (月) 09時49分

マロンさん、おはようございます~。こんです。

コメントありがとうございました~。(^。^)
ホドホドが一番!分かっていてもなかなかできないのが、
この本を読んで、頭ガツーン!って感じでした~(笑)。
読みながら「ひえぇ~、見てた~?」って感じですよ(^^ゞ。

そうそう、栄養指導。
前からう~んと疑問だったんです。
腎臓の悪い人でも「ふつうに食べてイイですよ」・・・?
アタシのふつうがどれぐらいか知ってるぅ~??って思いましたよ(爆)。

そうですよね~、本はあ~んなにたくさん出てるのにね~。
デジカメ買ってないでそういうとこに予算回せって!?(笑)

また是非遊びに来てくださいね~。

投稿: マロンさんへ | 2008年11月10日 (月) 10時22分

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