イイ薬はすぐには効かない?(笑)
こんな風に書くとなんだか悪徳商法のキャッチコピーみたいだわ~(-_-;)。
でもコレ、漢方ではあたりまえの概念。患者の1つの症状にこだわりその症状だけを押さえつけようとする西洋医学(対症療法)に対して、東洋医学はその症状の根本原因を探ろうとする。
目の前の症状をやっきになって抑えようとする対症療法を良しとせず、カラダ全体の調子を整えて病気を根本から治そうとするので、その薬は一見「効いていない」ように思われがちだ。
「ワタシ、漢方薬って効かないから苦手~」 (-_-;)
「漢方薬って効き目が弱いから副作用がないんでしょう?」
そんなふうに思っている方も結構いらっしゃると思う。すぐに効かない薬はダメ、漢方薬は効き目が弱い。
だがそれは大きな間違いである。漢方薬にもとても強い薬がある。「附子」(ぶし=トリカブト)がそのいい例。
トリカブト(附子)は一般には猛毒としての知名度が高いが、実は強心作用が強く、むくみ、リウマチなどに効く薬としても有名なのだ。急激な炎症を強力に抑える作用もある。
実際、ワタシが以前腎盂腎炎で高熱が出た時、この附子が入った漢方薬を処方してもらったことがある。医者で出された抗生物質ではなかなか下がらなかった熱が、この薬を飲んだら1日でピタリと下がった(^^)v。
そして、漢方薬にもモチロン副作用がある。たとえば、元気を補い、のどの炎症を抑えることで有名な甘草(かんぞう)。栄養ドリンクなどのCMでも「カンゾウエキス」って聞いたことあるでしょ?この甘草も不用意に飲めば高血圧をひきおこす危険性があるという。
東洋医学では、薬は大きく3つに分けられているのだそう。即効性はあるが副作用の強い下品(「げひん」ではなく「げほん」と読む)、効き方は穏やかだが副作用が少ない上品(じょうほん)、その中間の「中品」(ちゅうほん)。
現代で言えば、ステロイドなどの強い薬は下品で、普段よく飲まれている市販の総合感冒薬などが中品、葛根湯が上品、というところだろうか(文字だけ見るとかなり可笑しいデスね・笑)。
「でも、早く治さなくちゃいけない場合だってあるでしょ?」
そのとおり。
たとえば肺炎などを起こして高熱が続けば死にいたる可能性もある。一刻も早く熱を下げなくてはならない、そんな場合に、「ゆっくり効くのがイイ薬よ~」とのんきに構えてなどいられるわけはない(笑)。
コレはひとつの選択なのだ。熱を下げるのが先か、副作用を心配するのが先か。
「今はなんとしても熱を下げなくちゃっ」となったら、下品だろうがなんだろうが(^^ゞ、強い薬を使わなくてはいけないだろう。
でも、なが~く、ジワジワ~と患っている病気は?
たとえば慢性腎炎や糖尿病、高血圧などの慢性病は?
急性の症状と違って、なかなか治らないから慢性病なのである。それに対して、下品や中品、つまり、刺激が強く副作用のある薬を長期間飲むのが果たして有効な治療法と言えるのだろうか?
薬の有効性と副作用、ワタシ達はどちらを選択すべきなのだろう?慢性病の場合、ただ漫然と薬を飲んでも効いているのかどうかが明確でない場合が多く、一方、カラダはその副作用で弱められていくのが常だ。
「癒す心・治る力」の著書、アンドルー・ワイル博士ははっきりこうおっしゃっている――「西洋医学は慢性病には効かない!」
ワタシは医者じゃないからそこまでキッパリ言い切ることはできないけど(笑)、ここ数年間の病弱生活(笑)の経験から、博士の言うことは正しいんじゃないかなぁと感じる。
IgA腎症でプレドニゾン(ステロイド)やコメリアン(抗凝血薬)を服用し、子宮筋腫の治療のために全身麻酔をして開腹手術も受けた。ど~っぷりと西洋医学のお世話になっているわけだけど、その反面、その後の後遺症、副作用にも同じくた~っぷり悩まされ続けた(-_-;)。
自分としてはその時々で十分納得をし選択してきたつもりだし、治療を後悔しているかと問われれば、していないと答えるだろう。
でももし10年前に戻れるなら、うっすら血尿が出始めていた、小さな筋腫を持っていたあの時代に戻れるのなら、今のワタシなら違った選択をするのではないかと思わずにはいられない。
今のワタシなら、カラダに害を与えず、ゆっくりでいいからカラダ全体の調子を整え、免疫力をUPさせることで、最終的には病気を追い出す、または上手になだめて共存していく方法を探したことだろう。
特にIgA腎症は(ワタシの場合は一次疾患も)アレルギー疾患なので、ゆっくり時間をかけて体質を改善していくか、アレルギーが起きないようになんとかカラダをなだめすかしていくか、究極的にはそれしか方法はないように思えるからだ。
ステロイドを使っても、扁桃腺を切除しても、IgA抗体を大量生産してしまうワタシの「勘違い」体質が変わらない限り、いつまた何をきっかけにしてそのスイッチが入らないとも限らないのだから。
子宮筋腫にしてもそう。こちらはもう子宮がないから筋腫ができることはゼッタイないんだけど(笑)、筋腫ができた原因=瘀血(血行の悪さ)は、またどこかで別の症状となって悪さをしないとも限らない。
医者ではないワタシ達にできること――それは症状がひどくなる前、未病の段階で手をうつ事。たった1つのことでもイイ。カラダにイイと思えることを、少しずつでイイから、でも今日からすぐに始めることだ。そして、これは医者には決してできず、ワタシ達にしかできないことなのだ<(`^´)>。
ひどくなってしまってからはどうしたって医者に頼らざるを得なくなる。強い薬=下品(笑)の力を借りずに1人孤独にガンバレルほど、ワタシ達は強くないからだ。(決してお医者様が下品だといっているわけではアリマセン・爆)
効く薬を探すのではなく、薬に頼らなくても済むようにしなくてはイケナイ。(よろしければ代替療法~薬に代わるものを探す!などもご参照くださいマセ)
今ワタシがそんなふうに言えるのも、今のワタシが6年前にIgA腎症を発症した当時と比べて数段健康になってきたような気がしているから。
相変わらず疲れやすいし、「強健」なカラダだなんては到底言えやしない(^^ゞ。でもめったに風邪を引かなくなったし、引いても薬を飲まずに普通の生活をしながら2~3日で治すことができるようになった(^^♪。
な~んてイイ気になっているとまたガッツーんとくるのかもしれないケド・・・爆。
目の前の苦しさからはとりあえず逃れられたけど、ホントの意味で治った、健康になったと胸を張って言えるようになるまでには、やっぱりもう少し時間がかかりそう (これは一生続くのかしらん?笑)。
たとえ時間はかかってもカラダにイイ薬を選んで、そしてカラダにイイ食べ物を食べてじ~っくり健康体を作っていかなくっちゃ(^O^)/。
でもこんなご時勢デス。くれぐれも悪徳商法にはご用心くださいマセね(^_-)-☆。
p.s. そう、食べ物にもあるんデス、上品、下品が。薬ほど極端ではないにしても、コレを知っているといないとでは大違い??(笑) 明日はコレをテーマにしてみたいと思いマス~
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コメント
こんさん、こんばんは~★
今回も記事も、とっても興味深く読ませていただきました~。
わたしにとって、こんさんは、同じ腎炎(を乗り越えられた)、同じ年代、同性、etc。とっても心強い存在です~。
こんさんの文章を読ませてもらい、とっても励まされております~。
P,S 今日久々にウォーキングしてきました~。(2000歩弱)汗をけっこうかくので、帰宅後、オバシャツは着替えますが、それでも「冷え」が気になり金時生姜茶を飲んだりしました(^^♪こんさんはウォーキング後は入浴など「冷え対策」されますか~?
~・~スケートの織田くんのくだり、くすっと笑ってしまいました~(^^ゞわたしは、織田くん近所の柴犬を思い出してしまうのです~(^_-)-☆ でも彼性格が良さそうなので応援してま~す♪♪
投稿: りんご | 2008年12月 2日 (火) 19時45分
りんごさん、おはようございます~。
そんなふうに言ってもらえると恐縮しちゃいます~(^^ゞ。
人はイロイロ、体質もイロイロ、ですが(笑)、
100に1つでも参考になればいいなぁと思って書いてます。
(おぉ、めずらしく、謙虚・・・爆!)
ホンネはですね~、
ワタシがこんな風に(病弱に)なったことの意味を見つけたい
から書いているというところですかしらん?
(あいかわらず「じこちゅー」・爆)
夏は歩くと汗びっしょりだったのでシャワーを浴びていましたが、
最近は、あまり汗もかかなくなり⇒冷えはさほど気にならなく
なりました~。もちろん、下着は替えますが・・・(笑)。
以前、ものすごく汗っかきだった頃は、
下着は何枚も、汗が静まるまでとり替えました。
面倒なときは、下着の下にタオルを入れていました。
汗が取りきれないと、その後必ず冷えてましたから・・・(;_;)。
これは、お風呂やシャワーを使った後でも同じですね。
だから、お風呂上りは、汗が引くまでバスローブが
手放せません~~(^O^)/。
寒くなりましたから、風邪にも気をつけましょうね~
それでは今日も1日がんばりましょう(^.^)/~~~こん
投稿: りんごさんへ | 2008年12月 3日 (水) 09時00分