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2009年5月 2日 (土)

IgA腎症~扁摘パルスは過剰医療!?

IgA腎症関連子宮筋腫関連低たんぱく食関連低たんぱく食レシピ関連

扁摘パルスは時として過剰医療になるケースもある!」

最初にことわっておくが、これはワタシの言葉ではない。あの、扁摘パルスの第一人者であるH医師の言葉である。(IgA腎症根治治療ネットワーク4月17日コラムより)

IgA腎症が自然治癒する確立は20%である」

これも同医師の言葉(゜o゜)。

この2文だけを読んで止めてしまったら(字が小さすぎて正直、目が痛くなっちゃうのよね~笑)

「なあんだ、やっぱり扁摘なんてしなくていいのよね」

ってことになっちまうわよ(笑)。

だけど、同医師はこうも語っている。

IgA腎症が自然治癒するか、それとも進行するかの分かれ目が明確ではない。そして、腎炎が進行してしまうと『point of no remission』(もはや何をしても寛解が望めない段階)にいたってしまう。そんな事態を防ぐためには、なるべく早期に扁摘パルスを行うしかない」

分かりやすく言えば(?笑)こういうことになる。

IgA腎症の患者の5人に1人は自然治癒する可能性があるけれど、残りの4人については進行する可能性もある。だが、いつ、どの時点で寛解にいたるのか、どの時点から進行するのか、今の医療では解明することができない。だから、そのポイントを過ぎないうちに扁摘パルスをしてしまうのがよい」

さてさて、コレを読んだあなたはどう考える?

つい最近IgA腎症と自然治癒を書いたばっかりのワタシは正直言ってちょっとビックリした(゜o゜)。そして、H医師の正直さに敬意さえ覚えたほど(笑)。

ワタシは、若かりし頃にIgA腎症になって自然治癒した経験があるらしい~本人には自覚がまったくなく、2度目の発症(1度目の再燃)時に受けた腎生検で分かった。

医師にその事実を聞いた時、かたわらで医師が「また再燃するといけないから、ここでステロイド使っておいた方がいいよ」と言っているにも関わらず、ワタシのアタマには、「へえ、自然治癒することもあるんだなあ」という言葉がこだましていたことは、7年経った今でも記憶に新しいところである。

結局医師の勧めにしたがってステロイドパルスを受けたわけだけれど、その後、2度目の再燃を経験する。

少しずつ血尿が出始め(±~+2)、数ヶ月後にはたんぱく尿も+1になった。当時、医師は「う~ん」とうなっただけで、積極的治療をしようとは言わなかった。その頃、薬を一切飲んでいなかったので、もしその後の経過観察でひどくなるようならまた薬を服用するように勧められたと思うんだけど・。

幸いにもワタシは自分の一次疾患(IgA腎症のもとになる疾患)が鼻炎であることに気づくことができ(=気づかせていただいた<(_ _)>)、鼻炎を治したら血尿もたんぱく尿もすっきり陰性になり、完全寛解にいたることができた。

「何もしないよりは、今できることを!」

そう考える腎臓内科医の熱意は理解できなくもない。そして、彼らのジレンマも・・・(-_-;)。

腎炎に対する一昔前の治療は「絶対安静」「食事療法」がほとんどだったという。一方、現在では患者のQOL(Quality of Life)を尊重するあまり、ただ寝ているだけの治療(?)、ツライ食事制限を強いる指導は、どちらかというと敬遠されがちである。

でも、症状が軽いうちから扁桃腺をとることが、ステロイドパルスをすることが、はたして本当に患者のQOLを尊重することだといえるのだろうか?

確かに、これは患者の側にも責任がある。いくら医師が注意しても、酒もタバコも止めず、血圧は上がり放題、食事内容を改めることもなく、仕事は以前のまま・・・。

「それならいっそ・・・!?」

「患者自身に拠るところが大きい」生活改善が望めないのなら、医師達が有無を言わさずに決行できる(?)医療的措置(=扁摘パルス)をとらなければっ!<(`^´)>

熱意のある医師であればあるほどそうならざるを得ない気持ちも分からなくはない。

でも、たとえ百歩譲っても、「残りの4人を救うために、1人に過剰医療を施しても良い」という考え方には、決して同意することができないワタシなのである。

なんども例に出して恐縮だけれど、乳がん治療でさえ、昔はがんが見つかれば、浸潤を恐れて即リンパ腺も摘出するのが一般的だったのに、最近では、リンパ腺をとる必要があるかどうかの見きわめが、事前の病理検査でできるようになったというではないか(センチネルリンパ節生検)。

患者のためを思うなら、なによりも「point of no remission」がいつ来るのか、どうすればそこにいたらなくて済むのか~それがたとえ患者の行動を時に抑制するものになったとしても~を解明するのが先ではないのか?

でも、民主主義のこの世の中、それってとっても難しいわよね~と、一方では考えてしまうワタシ(-_-;)。

だって、こんなにパンデミックの危険性が叫ばれていても、海外旅行ひとつ止めることができないんだから。毎日低たんぱく食を作りなさいなんて、とてもとても言えるわけないか~たとえ言っても実行しやしないわよ。やればやっただけ効果があるのにね~。え?アナタなら実行できる??(笑)

だから、ここまで~扁摘パルスは過剰医療になり得る~きちんと情報開示されていさえすれば、正直なところ、ワタシにはもう何もいうことはないかなって思っている。だって、治療を選択するのは、あくまでも患者自身なのだから。(少なくとも当分はね~(^^ゞ)

※そう思っていたのですが、ある事実を知って愕然としてしまいました!よろしければ腎生検って不要だったの?(@_@;)をお読みくださいマセ。

自分に都合の良い情報だけを取り入れるのではなく、きちんと事実を見極めて、自分にとって最良の治療法を自分自身で選択しましょう――今もし迷っている方がいらしたら、そうお勧めしたくて書かせていただきました。

さてさて、あとは文字通りGWを満喫したいと思いマス(^^)v。海外渡航をされる方(された方)は、新型インフルエンザにかからないように、万が一かかっても早く治るように、免疫力をUPすべくなるべく「のんびり」過ごしましょうね~(^O^)/。それではまた。

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4)IgA腎症・慢性腎臓病(CKD)」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、毎日ブログ拝見させていただいています。
私は、昨年子宮筋腫が見つかり今治療しています。
多発性筋腫で、6センチが2つ、4センチが一つ、あと小さいのがいくつかあります。

今年の夏ごろに手術予定です。
まさか自分が病気になるとは思わなかったので、なにも知識がなく、ネットで調べて、このブログも読ませていただき大変勉強になっています。


筋腫に効く食べ物や、逆に良くないものなど、参考になっています。

これからもいろいろ教えて下さいね。

投稿: まみ | 2009年5月 3日 (日) 15時08分

まみさん、こんにちは。
はじめまして。こんと申します(*^_^*)。

子宮筋腫はひどくならないうちは症状が出ない場合が多いので、いくつできても(?笑)気づかないことが多いようです。私の場合は本人に自覚症状があってもなかなか見つけてもらえなかったのですが・(笑)。

治療中というと、ホルモン療法をなさってらっしゃるのですか?だとするとまみさんの手術は核摘出なのかしらん。

それなら再発を防ぐためにも「筋腫ができにくい体質作り」が一層大切になりますね~。今から少しずつでも頑張ってくださいね~。そろそろ冷房も入る季節ですから、「冷え」には特にお気をつけくださいマセ~そういう私もただいま「脱冷え」作戦(?)実行中です!(*^_^*)

どうぞまたいつでもいらしてくださいね。
お待ちいたしております(^_-)-☆

投稿: まみさんへ | 2009年5月 4日 (月) 10時13分

こんさん夜分に失礼いたします。
返信ありがとうございます。

そうなんです。今丁度ホルモン注射をしています。
先月が1回目で、今月8日に2回目を打つ予定です。

私は核出手術です。でも多発性なので小さいのがたくさんあるので、これから食生活を気をつけたいと思います。なので、こんさんのブログはすごく参考になります。

やっぱり1番気をつけないといけないのは冷えですね。
あと動物性の食事は控えた方がいいんですよね?


実は私の周りは、みんな子供を生んでいる人ばかりで、なかなか相談できる人もいなくて、そんな時に
インターネットで調べこのブログにたどり着きすごく勉強にもなるし、気持も楽になりました。


これからもわからない事ばかりなので、いろいろ教えて下さい。よろしくお願いいたします。

投稿: まみ | 2009年5月 5日 (火) 01時20分

まみさん、こんにちは。
お返事ありがとうございました(*^_^*)。

ホルモン注射では特に不調は出ていませんか?
私はほんとに短期間なのですが、
ひどい出血を止めるためにピルを服用させられたことがあります。
ちょうどアメリカにいた頃で、飲んでる間カラダが火照って困りました~(>_<)。

私は出血量が多くて貧血もひどかったので、貧血を治そうとしてお肉をバンバン食べていました。アノ頃からもっと食事に気をつけていれば・・・なんて今になると思ったりもします(笑)。

動物性の脂を大量に摂るのはよくないですけれど、
核出手術だと、術中の出血量が多くなると聞きますから、
体力が落ちない程度に、少しずつ減らすのがよいのでは?
少なくとも手術が済むまでは、あんまりムリはされない方が良いかもしれませんね。
自己血輸血(他人からの輸血を避けるため)などの準備もなさってらっしゃるのですか?

くれぐれも貧血にならないようにバランスよく食べてくださいね~。
最初はちょっとずつカラダをならしていって、手術が終わったら、再発させないようにバッチリ食生活を改善しましょう(^_-)-☆

そうそう、冷えはゼッタイによくないです!
特に下半身が冷えないように、お風呂にゆっくりつかって温まってくださいね~。

それと、足の小指、固くなってないですか?
最近気に入っているマッサージです(^^♪。
筋腫(婦人病や下半身の病気)にもイイと思いますのでよろしかったらお試しくださいね(^_-)-☆

それではまた~こんでした~(*^_^*)

投稿: まみさんへ | 2009年5月 5日 (火) 10時28分

こんさんおはようございます。
メールありがとうございます。

今日はあいにくの雨ですね!
あさって私は、2回目のリュープリンを打ちにいくのですが、すでに1回目で、ダウンしています。

頭痛や肩こりなどはないのですが、非常に疲れやすくなって、少し歩いただけで、息切れがして体力がなくなりなした。

あと気分の落ち込みがひどいです。
日によっては急に悲しくなったり、一日何もする気がおきなくて。。。以前はこんなことはなかったので、
副作用だと思って、何とか気分転換や趣味に没頭して、紛らわそうと思います。

自己血輸血は皆さんとるんですか?

私はまだお医者さんには何も言われていません。
足の小指はまだ硬くなっていませんが、これからマッサージします!

今まではお風呂に浸かることが全然なかったのですが、今日から半身浴を始めたいと思います。

またいろいろ教えて下さい。

投稿: まみ | 2009年5月 6日 (水) 08時48分

まみさん、おはようございます(*^_^*)。
ホント、雨だとなんとなく肌寒くてせっかく盛り返した元気がまた盛り下がってきてしまいます(笑)。

ホルモン剤を使うと更年期のような症状が出ますものね。動悸・息切れ、大量の汗、などなど、おっしゃるように副作用ですから、心配せずに明るく過ごされるのがよいと思いマス(^^)v。

自己血は、みなさんがそうするわけではナイと思います。私はもともと貧血がひどかった&手術での大量出血が予想されたためにそのような話が出ただけで・・・それに全摘と決まったので結局血液の保存はしなかったんです。

輸血のための自己血は一度に大量は摂れないので、採取するならもう既に取り始めていると思います。気になるようなら、主治医に確認されるとよいかと思いマス。

私の場合は、全摘になったのと、手術がものすごく簡単に済んでしまったことで、術前に脅かされた輸血の心配も全然いりませんでした。計100ccの出血で済んだのだとか・・・笑。案ずるより産むが易しですね(^_-)-☆

まみさんも、お風呂にじっくり浸かって、足の指を揉んで、血行をよくしての~んびりお過ごしくださいね~(*^_^*)。

あさってはどうぞ気をつけてお出かけくださいマセ。
それではまた~こん(^.^)/~~~

投稿: まみさんへ | 2009年5月 6日 (水) 09時52分

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